名手Gary Moore ColosseumⅡ~Thin Lizzy過度期の大傑作1st「Back on the Streets」リマスター紙ジャケSHM-CD仕様限定盤 未開封新品。 最も安い

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商品情報

御存知!名手Gary Moore ColosseumⅡ~Thin Lizzy 過度期の大傑作 1st「Back on the Streets」 リマスター紙ジャケットSHM-CD仕様限定盤 国内盤未開封新品でございます。

日本独自リマスターの模様で日本特有の高音中心で幾分杓子定規的な感のあるリマスターございますがオリジナルに即しており、非常に良心的な音質でございます。



内容は言わずもがな。

ラインナップは名手揃い。

故Gary Moore(Vo、G&B、ex-Skid Row、Gary Moore Band、トリオ時代Thin Lizzy、ColosseumⅡ、後にツインリード期Thin Lizzy 、G-Force、Greg Lake Band)、
Don Airey(Key、ex-Cozy Powell"s Hammer、ColosseumⅡ、後にRainbow、MSGセッション、Ozzy Osbourne Band、Jethro Tull、Deep Purple他)、
Simon Phillips(Ds、現Protocol、ex-Chopyn、Jack Bruce Band、Phil Manzanera/801、David Coverdale/Judas Priest/Roger Glover他セッション、後にJeff Beck、MSGセッション、RMS、PSP、The Who、Toto、上原ひろみ他)、
故Phil Lynott(Vo&B、後にGland Slam)&Brian Downey(Ds)のThin Lizzy組、John Mole(B、ex-ColosseumⅡ)となります。

プロデュースはかのChris Tsangarides(Judas Priestno初期名作”Sad Wings of Destiny”のアシスタントエンジニアからプロデューサー急病の為プロデューサー昇格から表舞台に登場。
後のNWOBHM期にHM/HR関連で名を挙げ、Y&T、Anvil、Anthem、Yngwie J.Malmsteen、Black sabbath、Bruce Dickinson等々の名作を手掛けるが、
とりわけThin Lizzy メタル期の大傑作「Thunder and Lightning」、そのJudas Priestの大傑作「Painkiller」等手掛けた事で知られる。
この時期はColosseumⅡ、Brand X等のジャズ/ロック/ブリティッシュ・クロスオーヴァー系のエンジニアとして登場の感)。




名手Eric Bellが突如脱退したトリオ期Thin Lizzyの後任として加入した故Gary Moore。

”Little Darlin"”等のシングルリリース作及びBBCセッション~新作”Night Life”制作極初期に関わるものの、名手故John Hiseman(ex-Colosseum、Tempest、John Mayall & the Blues Breakers)からのアプローチを受け、
「自己の才能と腕を試してみたい」と急遽脱退。

(故Phil Lynottは渋々送り出した模様でございますが、これが切っ掛けで「ギタリストが二人いればどちらが脱退しても大丈夫だろう」とツインギター構想を発案。
オーディション選考で名手Brian Robertson/Scott Gorhamを獲得)


分野違いのブリティッシュ・クロスオーヴァー系のColosseumⅡをJohn Hiseman/Don Airey/Neil Murray等と結成。

”イギリス版(ロックバンド編成期)Return to Forever”的な音楽性を指向し、メンバー交代を経るものの(セールスは兎も角)名声を博す事となります。

一方、Thin Lizzyは災い転じて福と為すとツインリードギター編成となり、かのWishbone Ashを単音メロディアス化した様なツインリードギターをフィーチャーした音楽性に変化。
これが見事に当たり、全盛期を迎える事となります。


但し、時代が時代。

世界的に”クロスオーヴァー系人気”が高かったものの、英国音楽シーンはパンク/ニュー・ウェイヴ全盛期を迎え、こういう類の音楽は隅に追いやられる始末。作品の高評価と名声の反面セールスは不振。


Thin Lizzy側は名作を連発。

英国/ヨーロッパ圏で成功を収め米国でもヒットが生まれるものの、Brian Robertsonが喧嘩での負傷等の問題で度々離脱。

助っ人として故Gary Mooreが度々駆り出され(ColosseumⅡ側はDon Aireyの実弟Keith Airey(かの”Argent”関連)を起用)、双方共に活動を乗り切るものの、
故Gary Mooreは大傑作「War Dance」制作/ツアー後に「腕試しは終わった」と感じた模様で、ハードロック路線への回帰を希望。

素行面の問題で解雇したBrian Robertsonの後任としてのThin Lizzy側のアプローチを受け脱退。


ColosseumⅡ側は前述のKeith Aireyを正式加入させ新作制作を目論むものの、Don AireyがRainbow加入の為脱退。解散の道を選ぶ事となります.......................


一方故Gary MooreはThin Lizzy復帰が決まったもののColosseumⅡ絡みで”MCA”との契約が残っており、それを解消する為に制作されたのが今作.......................という面倒な経緯がございます。

(実は今作が1st。
過去にGary Moore Band”Grinding Stone”がございますが、そもそもがSkid Row脱退後にツインリードギターにキーボード奏者Jan Schelhaas(現Caravan、ex-Camel他)を含む5人編成で始まり、
後にトリオ編成化したバンド唯一の作品でソロ作ではない感がございます........................)




さて今作。

”ColosseumⅡ”時代の纏めとこれからのThin Lizzyでの活動に向けての前哨戦的な音楽性という感のある作品でございます。

Gary Moore/Don Airey/Simon Phillips/John Mole編成での”ColosseumⅡ”ブリティッシュ・クロスオーヴァー系、
Gary Moore/Phil Lynott/Brian Downey(一部Simon Phillips)/Don Aireyでの”Thin Lizzy”系HRという二面の音楽性に分かれます。



”ColosseumⅡ”系の楽曲は圧巻。


とりわけ洗練されたスパニッシュ系の美からスリリングさへと楽曲展開する”Flight of the Snow Moose”や”Hurricane”は必聴。

とりわけ後者は後にソロ再出発後の名手Ian Paice(Ds、現Deep Purple、ex-Paice,Ashton & Lord、Whitesnake)でのドラムソロの導入にも起用された程。
(名手Ian Paiceはかの名手Billy Cobham(ex-Mahavishnu Orchestra他)のファンであった事もあり、このクロスオーヴァー系の音楽性を気に入り起用した感あり)


今作の”ColosseumⅡ~ブリティッシュ・クロスオーヴァーセッション”サイド。

巨匠名手Simon Phillipsの初期の重要なセッション(故Gary Moore曰く「当時は21歳」)として知られ、驚く程のハイテクで豪快さと躍動/立体感そして繊細さが伴うという演奏でございますが、
ジャズ好きでも知られる名手Don Aireyの名演の一つとしても知られるものでもございます。


またクロスオーヴァー系バラード楽曲”Song for Donna”の美しさにも注目でございます(かのColosseunⅡの名バラード”Castles”よりも故Gary Mooreのヴォーカルが自然)。


HR/HMであろうとクロスオーヴァー系であろうとメロディアスさを非常に大切にした楽曲を誇る全盛期故Gary Mooreでございます。
ColosseumⅡ~”Back on the Streets”セッションが全盛期音楽性の基礎の感がございます........................



”Thin Lizzy”系の楽曲は、正にGary MooreがThin Lizzy復帰で体現しようと目論んだ音楽性の感がございます。
ツインリードギターを想定した感のあるアレンジの楽曲が揃い、非常に興味深いものがございます。


ColosseumⅡで(メロディアス感を含め)音楽性や演奏の洗練度が増した事が伺えるものでもございます.................................





後々のソロ作で同一バンド編成での作品が非常に少ない事がございますが、今作での有り方が基礎となった感がございます.................






後に金メダル・ソングと化す名バラード”Parisienne Walkways”でございますが(笑)....................

某準国営放送お笑い番組「サラ○ーマンNEO」での名物コーナー「セク○ィー部長」で使用され(単独DVD化される程評判を取ってしまった沢○一樹の怪演で知られるコーナーではございますが................)、
ここでの使用がかの名選手に起用されるきっかけとなった感がございます......................

但し、使用テイクは後の「Live at the Marquee」ではございますが.........................(奇しくも故Gary Mooreの命日が試合当日...................)




どちらのテイクもシンセを担当した名手Don Aireyが後にファンに「金メダルソングですね」との指摘を受けると、嬉しそうな表情を浮かべたとの話がございます...............................





現在では入手が困難の模様。この機会に是非。


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